先週は飯野和好先生にダミー本をみてもらいました。
羽織を着て粋に缶から三線を弾いて登場する先生。とってもフレンドリー。
「どんな絵本を作りたいですか?」という質問で始まった授業。
最終過程に来て原点に帰る大事な質問だ。
それぞれ思うことを答えるけれど、先生のジョークも入って終始授業は和やか。
さて、絵本で大事な部分とは導入部分だそうだ。
導入部分で世界に引き込む力があるかどうかが大事。
そしてお話の流れが自然で、あれって思うところが発生しないようなストーリーが大事だとのこと。
絵本を考え出すとお話を面白くしようと辻褄の合わないストーリーを作りがちだが、それではダメなのだ。
リアリティーを出すためにはあんまりぶっ飛んだファンタジーのお話は子供がついてこれない。
また喜怒哀楽の感情についても自然にそう感じるように、流れが大事何だとか。主人公の感情の動きに共感ができないとストーリーに没入するのは難しいのだ。
また1940年代の日本の映画はよく参考にした方がよいとのこと。
絵本て創作だけど、リアリズムがあって起こりそうで起こらないのが子供心に面白いのだろう。
もっか製作中の狐の嫁入りについても怪奇現象は夢だったで終わるより
本当に夢だったのかなと思わせられるような展開の方が良いのだ。
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