今狐の嫁入りという絵本を描き進めている。
実は狐という動物は人間から神聖に扱われる不思議な動物で、人間を騙すこともあれば人間に恵みを与える側面もある。
稲荷神社がこれをよく表しているけれど、元々は秦氏が建てたもので
彼らは稲荷神を崇拝していたらしい。
しかも噂では秦氏は景教だったようなので、稲荷神はINRIつまりイエス・キリストのことだったのではないかという話もある。
調べれば調べるほど不思議な話が出てくるお稲荷さん。
狐の大好物は油揚げということで、日本にはお稲荷さんというお寿司まである。これをお供えすればご利益があったのだろうか。
さて、絵本は子供向けなので
とりあえず不思議で不気味な存在である、ということを伝えられればOKだけれど公表する側としては裏側に潜む秘密があることを大きくなってから理解できるようになって欲しい。
それが作者冥利に尽きるというもの。
もっと軽い気持ちで作り始めたので沼にハマったような気持ちである。
お稲荷さんから秦氏、そして古事記の大国主命(Okuninushi-no-Mikoto)のことまで調べ始めた。
図書館で古事記や各神社の由来を調べ、日本の起源について調べている。
これが面白いのだ。
実は私は出雲に近いところの出身だ。
代々うちの先祖は神主だったようで家紋には亀甲木瓜が使われている。
亀甲紋は大国主神が作ったと言われる出雲大社に使われており
おそらくうちの神社は出雲系だったのではと推測している。
話が脱線したけれど、要は古事記を調べ上げて
民話として絵本に生かすべきである。
それが実は日本の絵本として面白いのではないか、と思う。
自分がどこまでできるのか
わからないけれど…。
コメント