バンサーでの新しい生活が始まりました。
前回のシェアハウスではアメリカナイズドされたマレーシア人のルール違反と
イエメンボーイの常識外れな夜中の電話にうなされ不眠に陥っていた私ですが
このマレーシア人に「Have your own style.」
と言われ大金はたいて引っ越してきたのはバンサーの北の方。
駅まで徒歩10分ですが、前よりはマシと思い頑張ることに。
緑が多くて、聞こえてくる音は赤ちゃんの鳴き声と鳥の鳴き声などです。
周りにあるのはコンドミニアムばかり。
さすが富裕層エリア。
(えー私なんかが住んでいいのかな…なんて思ったり)
部屋の決め手はマレー系チャイニーズの女性が住んでいるときに内覧させてもらい
すべてのインフラが動いていたこと(笑)
これに尽きる。
不動産エージェントのインド人のおばあちゃんと元住人のこの女性の2人に囲まれ
ここはすごくいいからと押され、囲い込みに合っていることを自覚しながら
背に腹は変えられない、と決断。
普通にお湯が出ることに感動。
ガスコンロが使えて、洗濯機が使えて、
何より寝れる。
世の駐在ワーカーはこんな恵まれた環境に住んでいるのか…と感動。
ですがさすがマレーシア、やっぱり引き渡しのときの掃除はいい加減でした。
ベッドルームは何か臭っていて、
カビ臭さもあり朝には喉の痛みと喘息症状で
アルコールを振りまいて対処していたのですが、ベッド下や背後に
長年のホコリがびっしりと溜まっているのを発見し、
もう一度清掃に入ってもらうのでした。
(ベッド下にはなんと焼き菓子が包装された状態で落ちていました。)
マレーシアは湿度が高いので部屋にはすぐにカビが湧いてしまいます。
あと日本と部屋の選び方が違うのは盲点でした。
なぜなら太陽の位置が日本とは違い真上を通っているのと
赤道に近いことから
地元の人は直射日光が入らない部屋を選ぶ傾向にあり
むしろ北向きの部屋は好まれるのだとか。
もしくは南向きが太陽が直接入ってこないという意味で人気だそうです。
マレーシアの部屋選びで西を選ぶと夜19時頃まで明るいので
暑くて大変かもしれません…。
今回私の部屋は中層階で南向きなのですが薄暗い部屋です。
結構リビングはいつでもライトを使っています。
キッチンも暗い。
ですが風の通る部屋なので、よく窓を開けて換気をしています。
(今Hazeの時期なのでそれもまた次の課題なのですが…)
元住人の女性はこの部屋を選ぶときに窓から見える木々の景色と
鳥の鳴き声でサファリみたいと思って決めたそうだ。
まあ…見えなくもない。
なんと猿もくるらしい。
寝室の窓のほうが緑が近いので
どちらかというとナイトサファリか。
まあでも私の仕事の契約から考えて、
1年契約ができるのも最後のチャンス。
マレーシア生活を楽しむ方向にシフトして
多少贅沢しても良い思い出とすることにしようかと。
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