4月最初の日曜日、学研の編集者である木村真先生の授業へ。
ダミー絵本の批評会。
腰痛のためにもらったリリカが効きまくって意識も朦朧とするなか、若干遅刻しながら到着。ファミマのカフェラテを飲んでもどうにもやる気がでない日だった。
参加メンバーの豪華なダミー絵本に圧倒され完全に読者側に回る。
ラフ画だけでもお話がわかる。
過去作った絵本持ってくればよかったかな。
肩身狭い思いしながら3時間を過ごすも、ボローニャブックフェアのお話が聞けるところまで頑張った。
版権の商談をしに行かれたとの事で、今人気の作家さんや海外の絵本の取り組み方などいろいろなお話を聞けた。私もいつか行きたい。
私も原画展で感じたけれどアジア勢は勢いあるのに、日本は元気がない様に感じた。
韓国にフィーチャーされていたけれど、あそこは今文化、エンタメを収入源にするためにも国を上げてサポートしているから、羨ましい限り。そのかわり厳しいのだろうか。
そういえば、翻訳者はどうやって探すのだろうと思い、木村先生に質問。
もう最初からキャリアが充分にある人に回す、との回答。
そりゃそうですよね。
だからいつも決まった人にばかり翻訳の仕事が回り、若い人は育たない。
キャリアと言っても絵本は特殊なので、絵本の翻訳のキャリアや、そもそも絵本作家である人が訳すのだとか。
思ったとおり、絵本の知識がいる。
しかも翻訳に長けていないといけない。
しかもかなり狭き門のように感じる。
仕事がくるのは老後だろうか、と思いながら
その長い1日は終わった。
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