「全部やってみたらいいのよ。漫画もデザインも演出も全部」
舞台演出家のヴィヴィカが劇中で放つ言葉。
この言葉に従ってみたいと思った。
私はトーベのアトリエが羨ましい。
高い天井と窓からの景色。
アートに囲まれた部屋。
好きなものを描いて
絵本を作って…
でも基本的な事も知らない私。
自分が作った作品に対して
フィードバックが得られるようにしなければ。
チョークアートの教室の先生からやんわりと入会を断わられた。
質問にも答えてもらえなかった。
私のこと甘いと思ってるんだろう。
本業の傍らちょっと趣味でやって仕事にできるなんて甘い、と。
自分は本気でチョークアートをやってるんだ
この境地に簡単にたどり着けるなんて甘いと。
チョークアート作家でもなんでもない人が公の場で基本も知らずに仕事して
アドバイスが欲しいなんて、と。
でもじゃあ、プロとアマの違いって何?
プロ意識があるかどうか?
私は絵でも音楽でも食べていけない、
だから英語を使って事務をするしかなかった。
京都にしがみつけばいつかチャンスがあるかもと思った。
京都で生きていけばアーティストになれると勝手に思ってた。
英語も使う機会が多い、
岡山よりここはチャンスがあると思ってた。
でも9年、何もできずに貿易の仕事だけでいっぱいいっぱい
お金もそんなに貯まっていない。
絵を描くことの情熱はどうなったのだろう。
絵は、本気でやろうと思ったら絵だけに生活を費やしてしまうほど危険だ。
でもやらなかったら何も進まない。
だから私はこのブログをスタートする。
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